第1回八天堂だより(代表取締役社長 森光 孝雅)
みなさま、はじめまして。
八天堂です。
この度、ホームページのリニューアルに伴い、このようなお便りを届けさせていただくことに致しました。
当店は、広島にある小さなお店であり、お届けするお品をお召し上がりいただくお客様と、直接の接点を持つことはなかなかできません。
そこで、このような場を設けさせていただき、少なくとも私たち自身をお伝え出来ればと考え、ブログのようなイメージで始めさせていただくことに致しました。これからは、できましたら毎月1回、当店のスタッフそれぞれから、さまざまな想いや、近況などをお伝えしていきたいと考えております。
八天堂だより1回目となる今回は、店主である森光孝雅よりお届けさせていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
みなさま、いつも大変お世話になっております。
八天堂店主 森光孝雅です。
私が修行先の神戸のベーカリーショップから戻ってもう20年が過ぎました。
その間、いろいろな角度から、八天堂らしいお品とはどのようなものかと試行錯誤を繰り返し、気がつけば、お届けしたお品の種類は100種類以上にもなっていました。
そのときの今の当店の原点となるエポックメイキング的なお品の一つが飾りパンです。
10 数年前になりますが、ミニチュアのパン、動物パンなどを飾りパンとしてギフト用にお創りいたしました。これは、創り上げるのに非常に手間がかかるもので、全部で30個ほどしかお届けできませんでしたが、これをお求めいただいたお客様には本当に喜んで頂き、すべての方からお電話、お手紙等でありがたいお言葉を頂きました。
けれど、100種類全てのお品に八天堂としての想いと手間をかけることは難しく、また、30個しかお届けできないようなお品では、残念ながら継続的に創り続けることもできません。
当店ならではのお品とはどのようなものか?どのようなものであれば、飾りパンのようにお客様に喜んでいただけるのか?また、少しでも多くのお客様にそれをお届けするためにはどうすれば良いだろうか?を考え続け、今から3年前の平成18年に、これまでの100種類に及ぶパンをまず、たった一つに絞り込むことにいたしました。
100種類に及ぶパンをたった一つに絞り込むことは、とても勇気のいることであり、周りからの反対もありましたが、それでもやろうとする当店をたくさんの方々が支えてくださいました。
そのような支えのもと、当店の想いを凝縮して生まれてくれたのが、くりーむパンでした。安心・安全でおいしく、パンではないくりーむパン。冷蔵なのに食感は軽く、ふんわりと口の中で生地とクリームが溶けていくくりーむパンが完成した時の感動は、今も昨日のように思い出します。
くりーむパンは、すべて、広島県三原市にある当店の、決して大きくはない工房でお創りしています。これからも当店はこの地に感謝し、当店を育ててくださったこの地を離れることなく、これからも、当店の想いを込めたお品を創り続けていきたいと考えております。広島以外でお召し上がりいただくお客様には、冷蔵のまま空輸などでお届けしており、せっかくお求めにいらしていただいても、品切れのことも多く、大変申し訳なく感じております。ですが、不器用な当店では、今まで通り、想いと目の届く範囲で創りつづけることしかできません。何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
お届けするすべてのお品で、お客さまに、飾りパンをお届けしたときの感動を覚えていただくことが、当店の願いであり、今の八天堂の原点でもあります。
当店はこれからも、お品に込める想いを拡散させることなく、当店のできる範囲で無理な背伸びをせず、そして当店ならではのお品創りを続けて行きます。
最後までお読みいただきまして、大変ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
2009.12.07
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